白血病再発から約3年経過。お寿司を食べられるようになったこと

退院後の生活

このブログの主人公は”さかな”という名前の一人の少年です。

さかなは急性骨髄性白血病と闘いながら、中学受験に挑みました。

その結果、関西の難関中学に合格。

そんな経験をもとに、受験勉強や闘病生活に関する情報を発信するブログです。

こんにちは。

「さかな」の母です。

今から約3年前、さかなは白血病の再再発を医師から言われました。

即入院し、抗がん剤治療に骨髄移植。

いろいろなことを乗り越え、めでたく先日、医者から「お刺身やお寿司も、新鮮なものであれば食べていい」と言われました。

さかなの食事制限

さかなは、入院する前から和食が大好きでした。

特に天ぷらお寿司は大好物で、何を食べたいかと聞けば決まって「天ぷら」「お寿司」と答えていました。

そのため、入院前は、よく家の近くの回転寿司に家族で行ったものです。

3年前の10月、医者から再再発と言われ、翌日入院することとなりました。

再再発を言われた日、これまでの白血病の治療した経験から、しばらくお寿司を食べることができないと分かっていたので、家族で回転ずしを食べに行きました。

私たち家族にとっては、つらい夜でした。

その後、治療や移植を順調に終え、無事退院し、次第に食べることができる物も増えていきました。

生野菜に、フルーツ、マクドナルドにのハンバーガーに、少し時間を置いたお弁当。

退院した直後などは、食事に厳しい制限があり、食事に非常に気を使っていましたが、食べられるものが増えるにつれ食生活も楽になりました。

しかし、お寿司やお刺身などの生魚だけは、なかなかGOサインが出ませんでした。

前回の白血病の治療の時は、バクタという飲み薬が打ち止めになってから、お寿司を食べられるようになった記憶があったので、バクタが続いている限りは、お寿司は無理だろうなと思っていました。

が、そのバクタがなかなか終わりませんでした。

医師から許可が出た瞬間

先日、医師から生魚も食べていいと言われました。

いつもの定期健診と変わりなく、呼び出しがあり診察室に入ると、そこにはいつもの担当医が。

まず、血液検査の結果説明があり「問題ない」と言われ、続いて、さかなの体を触る直診、これも問題なく終わりました。

先生から「何か質問はないですか」と聞かれ、私たちは「ありません」と答える。

そして、薬の話になり「抵抗力も備わってきているようなので、今日でバクタを終わらせましょう」を一言。

ここで、いつも診察中黙っているさかなが、思わず言葉を発しました。

さかな「?」

さかな「じゃあ、生肉食べれますか

先生「生肉?生肉はちょっと・・・・・

さかな「あ、いや、生肉じゃなかった。お寿司とかお刺身

先生「あ~、まあ、新鮮なものなら食べてもいいよ。

医師からそうい言われると、さかながニタっと笑い、こちらを見てきました。

この瞬間、この日の夕飯が回転寿司と決まりました。

3年ぶりのお寿司の感想

こんにちは。ここから「さかな」が書きます。

3年ぶりにお寿司を食べた感想を書きます。

僕は、お寿司などの和食が好きなのでひさしぶりに食べた時はとても美味しかったです。

とくにネタの中ではエビが好きでお寿司ならではの新鮮さを感じました。

注意をするなら

いきなり生を食べたら、少しお腹がびっくりしたようだったので、始めはたくさん食べないようにしましょう。

まとめ

さかなにとって3年ぶりのお寿司。

それは、私たちさかなの両親とさかなの弟にとって2年半ぶり(弟と両親は、さかなには悪いと思いつつ、さかなの入院中にお寿司を食べました)のお寿司でした。

入院前の回転寿司とは、全く違う環境でのお寿司。

「めちゃくちゃ食うぞ」と言っていたさかなは、勢い良く食べ始めたものの、案外すぐにお腹がいっぱいになったようでした。

ただ、今日食べられなかったとしても、今後、しばらく食べられない訳でもなく、数年前と同じように生魚を、食べれるときに食べられる環境、体を手に入れたことは治療を頑張ってきてよかったと本人も思ったはずです。

親としても非常に感慨深かったです。

こういった経験は、しない方がいいに決まっています。しかしながら、病気をきっかけに、食生活に気を使うようになったのも事実です。

健康に気を使う生活は、親も身についたことから、この経験も生かしていけると思います。

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