このブログの主人公はさかなです。
急性骨髄性白血病と闘いながら、中学受験に挑みました。
その結果、関西の難関中学に合格。
そんな経験をもとに、受験勉強や闘病生活に関する情報を発信するブログです。
こんにちは。
「さかな」の母です。
今回は、関西の中学受験において、社会を塾で受講すべきかどうか。
考えてみます。
ちなみに、さかなは、小学3年生までは、社会を塾で受講していましたが、小学4年生に上がると同時に辞めました。
その理由は
- 志望校(受験する候補の学校)に社会なしで受験できること
- 社会の勉強する時間を、算数や国語などの受験に必須の科目に充てたかったこと
が挙げられます。
関西の中学受験における社会の現状
関西圏の中学受験では、社会という科目自体が必要ない場合があります。
特に、男子最難関と言われる、灘中学や甲陽学院中学では、社会という科目が存在しません。
また、算数、国語、理科の3科目での受験か、社会を加えた4科目での受験かを選択できる学校も多くあります。(さかなの場合は、学校を3科目でも4科目でも受験可能な学校を目指していた)
東大寺学園中学や西大和中学、洛南中学など、人気がある中学の多くは、国語・算数・理科は必須で、社会は受験するかどうか選択できる中学が多いです。
我が家が社会を途中で辞めた理由
子どもと社会の相性の悪さ
前述したとおり、関西における中学受験では社会を必要としません。
しかし、社会を習っていたほうが、子どもの将来のためになるのではないかと考え、社会も塾で受講することにしました。
しかし、始まって一年も経たないうちに、無理だと思いました。
その理由は、子どもと社会の相性が悪いのです。
さかなは、理科は興味を持ち、時折いい点数も取っていたため親から見て、理科はさかなと相性が良い科目と見ていました(実際、個別指導の先生も、理科だけは得点源にできると考えていた)
しかし、社会がさかなと相性が良かったようには見えませんでした。
すなわち、得点源にできるような科目ではなかったのです。
さかなは、社会を明らかに興味を持って勉強しているようではありませんでした。
月に一度の公開テストでも、さかな自身社会の点数を、度外視で考えていました。
中学受験における社会の重要性の低さ
社会は、受験科目として必要ない学校も多いと言いましたが、更に社会は受験として選択しても、どの学校も、算数や国語に比べ、配点が低い傾向にありました。
そのため、社会に時間を費やすよりも、算数や国語に時間を費やすべきと考えました。
受験での配点が低い分、どうしても社会は後回しになります。
勉強するとしても、授業がある、その日に、宿題を急いで解いて提出できるようにし、軽く見直しただけで授業に挑むという状況になっていました。
これで点数が取れるわけがありません。
本人の頭の中に残らないような勉強の仕方をしていたので、社会の授業を受ける時間や、お金が非常に無駄に思え辞めました。
また友達と遊ぶ時間も取ってあげたいと考えると、社会はもういいかなと思うようになったのです。
まとめ
我が家は、さかなの弟も浜学園に通っていますが、弟も当初は社会を受講していました。(WEB学習で)
しかしながら、社会をやろうとすると、泣き出します。
さかなの弟もさかなと同じように、理科大好き、国語は、物語を読むことは好き、算数は、そこそこ点数が取れているからまあいいか、ただ、社会は、興味がないために覚える作業が苦痛で、楽しくなさそうでした。
私の主観的意見ですが、我が子たちには、社会を学ぶには幼すぎた気がします。
私も大人になって、旅行などに行くことが楽しくなってから、遺産や歴史、地理などの社会で習うことについて興味を持ち始めました。
一方、子どもたちは、虫や身近で起こる現象の方が、興味が湧くようです。
そのため、理科は、暗記科目の部分も興味を持っているようです。
すなわち社会を受講するかどうかは、それぞれの子の興味が、社会と繋がることにあるのかどうかということによるかと思います。
知り合いの子は、戦国武将やお城を見るのがすごく好きな子でした。
そういったことに興味を持てる子は社会では、興味を持って勉強できるため、社会が得意科目になるかもしれません。
ですから、子どもと社会との相性はどうなのかということを確認し、相性が悪ければ、躊躇なく打ち切りましょう。
関西の中学入試では、社会を取らなくても、受験できる中学はたくさんありますから。
コメント