【第10話】最高レベル特訓算数 スタート

中学受験リアルストーリー

12月から最高レベル特訓算数に通うことになった吾郎。

通常の授業終わりに最高レベル特訓算数のテキストをもらい、側にいた友達に

「それ、最レやろ」

と話しかけられる。

同じクラスの周りの子は、最高レベル特訓をすでに受講している子が多く、最高レベル特訓を受けたことがない吾郎は、少し劣等感を感じていた。

最高レベル特訓を受講することで、その劣等感も少しは晴れるかもと思っていたが、友達が心の奥底で「ようやくとれたのか、おそ」と思っているのではないかと、被害妄想が先に出てしまう。

当然、そのようなことを面と向かって言ってくる子もいなければ、そこまで一個人のことを気にもしていない。

スタート前

最高レベル特訓スタート前、最初の難関が訪れた。

前回、授業の復習テストからスタートするのだ。

当然、吾郎はその授業を受けていない。

ここで悪い点をとれば、やる気がしぼんでしまう。

そこで、前回授業のWEBを申し込み。

運よく、最高レベル特訓の初授業前に、祝日があったことから、ここで、その授業を見る。

が、吾郎いわく、難しい。

問題を読んで、WEBで解説を聞いてと、この繰り返し。

なかなか前に進まない。

当然、通常の授業の方もおろそかにはできない。

吾郎は社会を受講していないが、この状況で、社会を受講している子は、どのように勉強しているのかと、考えても仕方がないことを思ってします。

ただ、とりあえず、吾郎は明るい。

最高レベル特訓を頑張ろうという気が満ちている。

次の復習テストで点数を取るべく、問題を何度か繰り返しやった。

初の最高レベル特訓授業へ

いざ出発

初めての最高レベル特訓。

授業へ行くため、車で吾郎を送る。

吾郎は車の中であまり話さず、

自分の世界に入っていることが多い。

今日も例外なく、車内でリラックスしながら、塾へ。

塾前に到着し、「着いたよ」と吾郎に声を掛けると、勢いよく、ドアを開け、外に。

いつも通りダッシュで塾の中へ入って行く。

”がんばれ吾郎、復習テストでいい点数が取れますように”

私は、心の中で、何度も祈った。

授業を終えて

初の授業を終え、吾郎が車に乗り込んできた。

車に乗るなり、授業の様子を話す。

まずは、復習テストの結果。

「80点。よかったー」

と本人も安心したかのような口ぶり。

手ごたえを感じたようだ。

そして、授業の様子。

「教室に入るなり、〇〇に「おー吾郎」と言われた」

と吾郎からの報告。

「〇〇もいた、〇〇もいた、〇〇もいた」と顔も知らない子の名前が多々出てきて、それだけで、なんとなく授業が充実しているのかなと感じられた。

その中で吾郎は「80点、よかった」と何度も言っていた。

彼なりにプレッシャーがあったのだろうと思う。

今後へ

こうして、無事、初回の最高レベル特訓を終えた。

余韻に浸っている暇もなく次が来る。

休んでいる暇はない。

今の成績のままでは、6年生になった途端、最高レベル特訓の受講資格を失うのだ。

ただ背伸びして焦っては、学力が定着しない。

しっかりと定着させるために、何度も繰り返しやれるかが勝負だ。と思う。

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