このブログの主人公はさかなです。
白血病と闘いながら、中学受験に挑みました。
その結果、関西の難関中学に合格。
そんな経験をもとに、受験勉強や闘病生活に関する情報を発信するブログです。
今日はさかなの母が、さかなが低学年の時に日記で苦労したことついて紹介します。
おそらく、さかなは国語力が極端に低かったと思います。
・字がきたない。
・書いている内容が意味不明。
このような、状態であったために、低学年のうちは、毎日、日記を書かせるようにしていました。
これが、さかなが小学校2年生時、入院していた時に書いた日記の一つです。
非常に差があると感じた小学低学年の文章力
さかなは公立の小学校に通っており、同級生が100人程度いました。
参観などに行った時に張り出されている作文や、みんなが書いた文集などを見ていると、文章力に差があると感じました。
上手に文章を書ける子の特徴としては
- 字がきれい
- 文が伝わりやすい(読みやすい)
- 女の子が相対的に多い
というのが感想です。
授業などを聞いていても、文章力がある子というのは、よく発表し、しゃべるのも上手です。
国語力は、絵本を読んでいたら付くと言われていたため、さかなにも、幼いころから、絵本を読み聞かせたり、さかな自身も自ら本を読んでいたりしていましたが、国語力は上の日記を見ていただいている通り、全くダメです。(本を読むことはむしろ好きでした)
そして、中学受験に挑むことに関しても国語で苦労することとなりました。
そもそも、さかなが低学年のころは、読みやすい文章を書く、という以前の問題で、どのように言葉を書かなければならないのか、という部分でつまずいていました。
今回は、さかなが低学年の時につまずいたポイントについて紹介します。
促音(つまる音)をどこに入れるか分からない
促音とは、小さい「つ」を使った単語のことです。
例えば「がっこう」とか「スリッパ」など、詰まる言葉のことを指します。
小学校1年生のころ、さかなは、この小さい「つ」を言葉の中に入れことができませんでした。(言葉を聞いて、小さい「つ」が入るのかどうかさえも分からなかった)
親が言う言葉を、ノートに書くという訓練していくうちに、言葉の中で小さい「つ」が入る言葉であることは、次第に理解をしましたが、次は、それをどこに入れていいのか分からなかったのです。
そのため、「がっこう」が「がこっう」になったり、「スリッパ」が「スッリパ」になったりするなど、この促音をマスターするのに非常に苦労しました。
拗音の使い方ができない
拗音とは、小さい「や」「ゆ」「よ」を使う言葉です。
例えば、「しょうがっこう」とか「ちょうせん」、「しょうねん」といった言葉となります。
拗音は非常によく使いますが、どのひらがなに小さい「や」「ゆ」「よ」が付くのかなかなか理解できませんでした。
さかながよく間違って使っていたのが「けゃ」です。
どうやって読むのか。。。。
ちなみに小学校4年生の時点でも、たまに「けゃ」と書いていました。
新たな日本語の誕生を思わせるかのようでした。
また、特に苦労したのが拗音と促音の同時使いです。
「ちょっかく」とか、「しゃっくり」、「しょっちゅう」などと言った言葉は、必ずと言っていいほど間違えていました。
「ちょっかく」→「ちょかく」、「しょっちゅう」→「しょちゅう」になるなど、同時に促音と拗音の併用ができるまでは、かなりの時間を要しました。
似たひらながを間違って使う
さかなは似たひらがなを間違って書いていました。
例えば「ぬ」と「ね」、「れ」と「ね」、「あ」と「お」これら、頻発間違え、ひらがなでしてた。
読みながら「おい!」と言ってしまうような、誤字でした。
上の日記にもあるように「クリームをぬって」が「クリームをねって」となっています。
この癖は、なかなか直りませんでした。
なかなか直らない理由は、本人が、合っていると思って書いているからです。
無意識に書いていると、必ずこういった間違いが、一つはありました。
促音や、拗音の使いい方は、自分でも分からないと、自覚していたので、さかなも意識することができましたが、無意識のミスは非常に直りにくいです。
対策は訓練あるのみ
これだけの、ミスがあった、さかなですが、我が家でやった対策は、何度も書かせると言う、昭和のやり方でした。
促音や拗音などは、国語を学ぶ上でも初歩的な部分のため、早く対策をとる必要がありますが、こういったミスは一人ではなかなか改善しません。
子どもが幼いため、親が対策してやる必要があります。
我が家では、ひらがなの誤字脱字があった場合、専用のノート(あおいやまノートと呼んでいました)
※「あおいやま」の由来…「あ」と「お」の書き間違いが多い。「い」が「り」に見える。「や」が「か」に見える。「ま」は語呂合わせ。
を作り、上記の誤字脱字があれば、10回書くという約束のもと、ミスをすれば何度もやらせました。
親が読み上げたものを聞き取って書き取ることもしました。
さかなは、このノートが嫌すぎて泣いたこともあります。
しかし、こういった対策を取っていて良かったと思います。
低学年のうちに直しておかなければ、将来、苦労したと思います。
まとめ
さかなには小学校低学年のときには、毎日、日記を書かしていました。
低学年のうちから本も好きで、毎日日記も書いてれば、国語が得意科目になりそうなものですが、そうではありませんでした。
小学校高学年になってからも、国語のテストでは非常に苦労しました。
ちなみにさかなには、弟がいますが、弟は国語を苦手にしていません(むしろ得意かも)
弟は、字は比較的丁寧に書きますし、国語のテストの点数も良い点を取ってきます。
この差は何なのかと考えた時に、親から見て、兄弟の性格が違うことです。
さかなはおっとりしており、弟は、ちゃきちゃきしている感じです。
また、弟はうるさいくらい、よくしゃべります。
弟を見ていると、しゃべることが一番、国語力を上げる一番の近道かもしれません。
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