このブログの主人公はさかなです。
白血病と闘いながら、中学受験に挑みました。
その結果、関西の難関中学に合格。
そんな経験をもとに情報発信をするブログです。
今日は、勉強になるテレビゲームはあるのかないのか、ということを考えてみたいと思います。
私は、親として、テレビゲームでも、勉強に役立つテレビゲームがあるのではないかと一時本気で考えていました。
私の意見としては、勉強になるテレビゲームとして
- ポケモン
- 信長の野望
- 桃太郎電鉄
があがられますが、それらが、中学受験の勉強のためになるかというと、…残念ながらなりません。
テレビゲームは絶対にやらない方がいいです。
勉強なるテレビゲーム どんな部分が勉強になる?
私は、親として、テレビゲームをしながら勉強が出来たら、楽しみながら、勉強にもなって一石二鳥だと思っていました。
そこで、勉強になるテレビゲームとはどんなものがあるのか。
色々と調べた結果、ポケモン、信長の野望、桃太郎電鉄というテレビゲームの名前が挙がってきました。
我が家でも、そのゲームをやらしていましたが、それぞれのテレビゲームのいいところを紹介します。
ポケモン
ポケモンは、論理的思考が身に付きます。
私は、ポケモンは、ストーリーをクリアするだけのテレビゲームと思っていましたが、もっと奥が深いゲームでした。
ポケモンというゲームを簡単に説明すると、自分の持っているポケモンを世界中の人とインターネットで対戦ができるテレビゲームです。
自分の持つポケモンは、自分の好きなように育てることができるのです。
例えば、ピカチュウといっても、素早さが早いピカチュウに育てることができたり、攻撃力が強いピカチュウにできたり、防御力が強いピカチュウにできたりと、育て方によって全く異なるピカチュウに育てることができます。
また、ポケモンはいろいろなタイプに分けられ、そのタイプによって相性があります。
相性が悪いと、戦況が不利な状況で闘わなければならず、勝つことが困難になります。
こういったことを、戦術として考えながら、戦うことによって、論理的思考が身に付くと思います。
我が家では、ポケモンのインターネット大会によく出場していました。
信長の野望
信長の野望は、戦国武将の織田信長になり、天下統一を目指すゲームです。
これは、歴史の勉強になり、戦国時代に強くなります。
武将の名前が実名で出て、テレビゲームをしながら覚えれるほか、お城の名前や当時の地域の名前など覚えることができます。
我が家でも、一時、子どもがお城に興味を持ち、各地のお城を見に行っていました。
テレビゲーム内で行われる会話も、敬語が使われており、キャラクター同氏が尊敬語や謙譲語でやり取りする状況が字幕で画面に表示されるので、難しい言葉使いも勉強になります。
子どもは信長や家康、明智光秀などの戦国武将は、ここで覚えました。
桃太郎電鉄
桃太郎電鉄は、すごろくゲームで、目的地を目指してさいころを振りながら、各地の名産品を買い、収益を上げていくテレビゲームです。
これは、地理の勉強になります。
その土地の地名や特産品や名産品を知ることができ、また、物件を購入し収益率をもらうという考え方を学ぶことができます。
結局はやらない方がいいテレビゲーム その理由
テレビゲームでどんなところが勉強になるか、話してきましたが、結論は、中学受験の勉強にはなりません。
しないですむなら、テレビゲームはやらない方がいいです。
なぜなら
- 子どもは画面に表示される文字を読まない
- 勉強と思ってやらせると、実際の勉強からテレビゲームに逃げることを覚える
- 普段の勉強中もテレビゲームのことで頭がいっぱいになる
- だらだらとテレビゲームをやってしまう
からです。
例えば桃鉄をやっても、目的地に一番につくことだけを考え、一切その土地のことを知ろうともせず、もらえるお金ばかりが気になっていました。
また、イベントが発生しても、お金がいくら減るか、またいくらもらえるのかしか興味なく、イベントの内容まで、一切気にしていません。
だから、ほぼ、勉強になっていません。
信長の野望もそうです。
画面の文字を読みません。
早く、敵の城を攻めたい、早く強い武将を手に入れたいと思うのみで、一切読みません。
勉強のためと思い、子どもに「字幕を読みなさい」と言いましたが、注意した時は、読みますが、結局5分もせず、読まなくなりました。
そして、ポケモンも、ポケモン一匹を育てるのに、非常に時間がかかります。
しかも一匹だけ強いだけでは勝てません。
何匹も強くして、どんな相手にも対応できるようにポケモンを育てます。
そんな時間があるなら、算数の問題を解いていた方がどれだけ有意義な時間でしょうか。
結局、テレビゲームをしながら、勉強できるようにするという我が家の戦略は失敗に終わりました。
テレビゲームはあくまで気分転換
私の感想は、テレビゲームに勉強の要素を取り入れるのは、無理だと感じました。
テレビゲームはあくまで息抜き、気分転換のツールの一つです。
テレビゲームで勉強することは、なかなか困難です。
我が家では勉強は勉強、テレビゲームはテレビゲームとして、割り切った方がうまく行きました。
なお、受験半年くらい前からは、テレビゲームをやらないようになりました。
まとめ
中学受験の勉強になるようなテレビゲームを買い与えましたが、勉強になることはありません。
やり方によっては、勉強になる可能性があるテレビゲームとして
- ポケモン
- 信長の野望
- 桃太郎電鉄
を上げましたが、ただ、学力を高めてくれるかというと、そんなことはありません。(我が家の場合は)
テレビゲームはあくまで娯楽です。
勉強は勉強、テレビゲームはテレビゲームとして分けて考えましょう。
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