中学受験 小学校の宿題の無駄 

中学受験

このブログの主人公はさかなです。

急性骨髄性白血病と闘いながら、中学受験に挑みました。

その結果、関西の難関中学に合格。

そんな経験をもとに、受験勉強や闘病生活に関する情報を発信するブログです。

こんにちは。

「さかな」の母です。

みなさんは、中学受験に挑む最中、小学校の宿題にどのように取り組んでいますか。

正直、学校の宿題、無駄だなーと思うことが多々あったのではないでしょうか?

学力は、人それぞれまちまちですし、重点的に勉強すべきポイントも違います。

それなのに、みんなに同じ宿題…。小学校の宿題は、我が子の学力を効率よく上げるには、無駄が多いと感じています。

また、難問が多い塾の宿題を少しでも進めたい状況の中、学校の宿題に時間を取られている場合ではないというのが本音です。

ただ「学校の宿題をやらなくていい」とは、子どもに思わせたくない。

学校の宿題をいかにして終わらせるか。

我が家の場合は、親が、子どもがやる学校の宿題を取捨選択し、無駄と思う宿題は、父親がやっていました

小学校の宿題 無駄と思う理由

なぜ、小学校の宿題が無駄だと感じるのか。

それは、やたらときれいなノートが評価されるからだと思います。

筆算や、分数を”ものさし”を使って書かせる

小学校の宿題では、きれいなノートを作らせるために、筆算や、分数の真ん中の線を”ものさし”で書くように指示を受けていました。

きれいに書くことで計算間違いを起こさないようにするためという意味かと思います。

しかし、中学受験で、”ものさし”は持ち込み禁止の学校が多いはず。

小学6年生の後半になって、筆算や、分数の線を”ものさし”で書いていることに意味を見い出せませんでした。

また、ものさしを使って線を引くというのは、意外に時間がかかります。

”ものさし”を使って書くことによってかかる宿題の時間は、使わない場合と比べて3分程度の違いかもしれませんが、その時間が日々、積み重なれば大きな差になります。

中学受験生にとって、1分1秒が大切です。

さかなが通っていた、小学校では”ものさし”を使わずに、フリーハンドで筆算や分数を書くと、やり直しをさせられていました。

この時の、なんとも言えない腹立たしさ…。父親は、学校にクレームを付けに行きそうな勢いでした。(全力で止めました)

途中の式を省略せずに書く

さかなは、よく途中の式を暗算でやり、その式を書かずに飛ばして書くと、やり直しをさせられていました。

さかなは「途中の式を書かないと怒られる」と言ってやっていましたが、怒られるからやる、というのは指示されたことだけやっていればいいという考えを植え付けるようで、違う気します

ミスをなくすために途中の式を書かせるのかもしれまんせんが、その作業が無駄で、余計な時間を取られるなと思っていました。

さかなの学校では、帯分数の分数の足し算や引き算が出てきた時、必ず、仮分数に直してから、計算し、それをまた、帯分数に直せるときは直すという、作業をしていました。(塾ではこのような方法は教えられていませんでした)

この作業は、無駄だと思いました。

漢字のフリガナを赤字で書かせる

漢字ドリルは、小学生の宿題の定番だと思います。

漢字の練習をしながら、横にフリガナを書いていくのですが、そのフリガナをすべて赤字で書くことを決められていました。

確かに、赤字で書いた方が、きれいに見え、見栄えもいいです。

ただ、別に黒字で書いてもよくないか?と思いました。

赤鉛筆を探すだけで、時間がかかったこともありますし、いちいち、赤鉛筆に持ち変える時間も、もったいない気がします。

それだったら、間違えた漢字を赤鉛筆で書いたら?と思っていました。

その方が、間違えた部分を意識でき、勉強になると思います。

しかもこの話には続きがあって、実は弟は、フリガナ書きも普通の鉛筆でOKだそうで…。学校は同じなのに、先生によって違うことも納得がいきませんでした。

無駄な小学校の宿題 対策

無駄だと思う小学校の宿題は、取捨選択して子どもにやらせていました。

その他は、すべて、父親がやっていました

例えば、漢字は、子どもが書けなさそうな分だけ、子どもがやり、あとは、父親が書いてました。

算数は、ほぼ、父親がやっていました。

ものさしを使って、きれいに、式を書いていました。

父親の字は、さかなの字にそっくりだったので、漢字も算数も父親がやっても、違和感がありませんでした。(父親も字が汚い)あと、父親は似せて書くのがとても上手でした。

そのため、父親が書いた漢字が、小学校の先生に修正されたり、計算間違いで×印を付けられていたこともありました。

当然、直しも父親がやっていました。

結局、塾の宿題の時間や、試験対策の時間を確保しようとすると、この方法しかなかったのです。

まとめ

学校の宿題には、無駄なことが多いと感じます。

親としては、子どもの学力を上げることを期待しているのですが、いろいろな決まりがあり、時間を予想以上に消費してしまいます。

そのため、親が取捨選択することが大切です。(学校の宿題を全て親がやるということではないということです!)これは大事だと思う宿題だけをさせるのです。

すべてやっていると、時間の無駄です。

解ける問題を、何度も練習しても、学力は上がりません。

その時間を、中学受験に合格するための勉強に充てることができ、時間の有効活用をすることができます。

やらないという選択肢もありましたが、学校の先生との約束を破るような子どもには、なってほしくないという思いと、学校の宿題をやらないと先生に怒られ子どもがつらい思いをしてしまうので、親が小学校の宿題をやるという結論に達しました。

すこし疑問に感じるのが『怒られるから宿題をする』という感覚は、日本文化、また日本教育の問題を感じます。

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