このブログの主人公は「さかな」という少年です。
さかなは、小学校入学前に急性骨髄性白血病と診断され、中学受験に挑みました。
その結果、関西の難関中学に合格。
そんな経験をもとに、受験勉強や闘病生活に関する情報を発信するブログです。
今回、紹介したいのは、我が子の小学校(公立)での成績です。
結論は、6年生の1学期2学期3学期ともにどの教科も5段階ですべて「3」。
逆にすべて3って、ある意味すごいと感じました。
小学校の成績、中学受験に関係あるのか?
そもそも小学校の成績って、中学受験に関係あるのでしょうか❓❓
聞くところによると、公立の中学を受験する場合(教育大付属などの国公立中学)は、小学校の成績が必要になってくるようですが、私立中学では、関係ないとのこと。
公立の試験を実施している中高一貫校は、入試試験を実施しているところが大半だと思いますが、小学校の成績も、点数に加味され、トータルで合格判定をされるそうです。
逆に、私立中学の場合は、入学試験による一発勝負。
試験の日の出来不出来が、その学校に入れるかどうかの判断材料になる模様です。
なお、高校の場合も、私立の難関高校は試験の点数のみで、判断されることが多いようですが、公立高校や、比較的簡単に入れる私立高校は、学校のトータルの成績、いわゆる内申点(生活態度を含む)というものも関わってくるようです。
我が子の小学校の成績
それでは、本日の本題。
さかなの小学校での成績ですが、どの科目もオール3。
THE普通です。
さかなは、病気により、小学校4年生、5年生と長期入院を余儀なくされていた時期もあり、体育なども、まともに受けていませんでした。
6年生の時も感染や日焼けに注意する必要があったために、体育の授業は、見学や、未受講ということが多かったのです。
それでも成績は3。
体育の成績を見ても分かるように、運動ができないから1、運動ができる子は5という評価ではないように思います。
同様に、勉強も、難しい問題ができれば5、簡単な問題しかできていない子は1という訳でもないはず。
知り合いの公立学校の先生の話では、勉強ができるできない、という部分に加え、宿題の丁寧さ、授業態度などの姿勢、忘れ物の有無など総合的に判断されるようです。
すなわち公立小学校での成績を取るには
・先生の言うことをしっかり守る
・宿題を丁寧にやれる
この部分が重視されているようです。
学力を上げることを第一の目標としている塾とは、性質が違うことが分かります。
そのため、我が子も、無駄だと思いながらやっていたこともありました。
子どもは、よく、「こうしないと、先生に怒られる」と言いながら宿題をしていました。
例えば、筆算で線を引く時は、さしを使いなさい、とか、分数を書く際の真ん中の線を引くときには、さしを使いなさい。といった指導や、漢字のなぞる部分は、はみださないように上から書きなさいだとか、めんどくさいし、時間がかかると言いながら小学校の宿題をやっていました。
確かに親から見ても、不必要な学校の決まりは多かったように思います。
そして何より、「先生に怒られるからやる」というのは、学力を上げるうえで少し違和感を感じました。
そのため、小学校で良い成績を取ろうとすると、学校のテストだけではなく、先生から言われたことを愚直にこなせる子が、成績を取ることができるようになっているんだなと思いました。
ちなみに、さかなは「雑」な性格で、字はきたなく、めんどくさがりだった(もともと学校のテストでさえも、ミスをすることが多く、100点は少なかった)ので、小学校で、好成績を取ることは非常に困難でした。
まとめ
どのような学校を目指すか。
親として、子どもを教育するうえでのどこに価値観を置いているのか。
試験がある公立中学を受験する場合は、学校での成績を気にする必要はあると思いますが、私立中学を受験する場合は、あまり関係ないと思われます。
我が家では、受験が近づくにつれ、小学校より、塾に重きを置いていました。
小学校の行事で時間を取られるときも、時間がもったいないと思うこともあったほどです。
中学受験をするうえで、小学校の成績は気にしていませんでした。
本当に賢い子は、学校の成績でも高成績を取るはずですが、我が子はそうではなかった、というわけです。
協調性や道徳教育の観点からも小学校も大事だと分かっていますが、目標を達成するために、どうするべきか、親としてしっかり考えた結果、塾に重きをおくという結論でした。
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