僕は、長期入院を経験しながらも、関西の難関中学に合格しました。
小学3年生から塾に通っていて、小学3年生時は一年通して偏差値45にも満たない成績でした。
小学4年生から5年生にかけて、病気のため長期入院することになりました。
しかし、小学6年生、浜学園で受けた最後の公開テストでは、偏差値53でした。(算数は60・国語49)
僕が3年生4年生のうちにやっておいた方がいいとも思う勉強を伝えます。
まず、算数には覚えるべき数の性質があります。
素数や、平方数、立方数に三角数。
これらを覚えることにより、計算が早くなり、正確になります。
できるだけ早いうちに覚えることが、大事で、3年生4年生のうちに覚えてしまうといいと思います。
それでは、具体的にどんな数がどこまで必要なのか見ていきましょう。
素数
まずは、素数。
素数とは、1とその数でしか割れない数のことです。
公倍数や、公約数の問題の時に使えます。
覚えるべきは100までの素数。
100までの素数は
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
31 | 32 | 33 | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40 |
41 | 42 | 43 | 44 | 45 | 46 | 47 | 48 | 49 | 50 |
51 | 52 | 53 | 54 | 55 | 56 | 57 | 58 | 59 | 60 |
61 | 62 | 63 | 64 | 65 | 66 | 67 | 68 | 69 | 70 |
71 | 72 | 73 | 74 | 75 | 76 | 77 | 78 | 79 | 80 |
81 | 82 | 83 | 84 | 85 | 86 | 87 | 88 | 89 | 90 |
91 | 92 | 93 | 94 | 95 | 96 | 97 | 98 | 99 | 100 |
この25個は覚えましょう。
これらを覚えることは、これ以上、割り切れるかどうかの判断材料になるため、大事です。
平方数・立方数
平方数は、同じ数を2回かけてできる数のことを言います。
覚えておくべき平方数は20×20までは覚えておきましょう。
- 11×11=121
- 12×12=144
- 13×13=169
- 14×14=196
- 15×15=225
- 16×16=256
- 17×17=289
- 18×18=324
- 19×19=361
- 20×20=400
ここまで覚えてしまいます。
また立方数も覚えましょう。
立方数とは3回同じ数をかける数のことです。
9まで覚えましょう
- 2×2×2=8
- 3×3×3=27
- 4×4×4=64
- 5×5×5=125
- 6×6×6=216
- 7×7×7=343
- 8×8×8=512
- 9×9×9=729
まで覚えましょう。
三角数
三角数とは1から順番に足していく数のことを言います。
正三角形の形を点に並べた時に、点の個数として表した数です。
1+2=3
1+2+3=6
と順番に足していきます。
1,3,6,10,15,21,28,36,45,55,66,78,91
100までの三角数を覚えるとよいでしょう。
規則性の計算
覚えるべき規則性の数がいくつかあります。
分数から小数に変えたり、逆に分数を小数にかえることで計算がぐっと楽になる方法で、これは覚えておきましょう。
4×25=100
8×125=1000
37×3=111
0.25=1/4
0.75=3/4
0.125=1/8
0.375=3/8
0.625=5/8
0.875=7/8
この決まりを覚えておくだけで、計算力が一気に上がり、計算間違いが少なくなります。
図形
図形は、図を書く練習をしましょう。
立体図形などは最初のうち、なかなかうまく書けません。
図形はイメージが大事です。
紙のうえに実際に図形を書くことにより、イメージが膨らむのですが、その図がうまく書けないとイメージできず、問題が解きにくいです。
そのため、早めに図を書く練習をしておくことをお勧めします。
また、円図形の問題では3.14の円周率を使った問題がよく聞かれます。
3.14の計算問題は、よく計算間違いが起こるので、よく使う計算は覚えてしまいましょう。
- 3.14×2=6.28
- 3.14×3=9.42
- 3.14×4=12.56
- 3.14×5=15.7
- 3.14×6=18.84
- 3.14×7=21.98
- 3.14×8=25.12
- 3.14×9=28.26
ここまでは、必ず覚えましょう。
覚えてしまうことによって、図形の計算スピードもですが、計算ミスを格段に減らせることができます。
まとめ
算数は、覚えることとは無縁な教科と思われがちですが、僕は、そうは思いません。
算数も覚えるものは、覚えていた方が点数が取れます。
僕は、語呂合わせで覚えました。
例えば、素数は「にーさんごー、いなさくさくいいな、いさなさくいいな、いさくさくな」といった具合です。
円周率も語呂合わせで覚えました。
人それぞれ、覚えやすい言葉に落とすと覚えやすいいです。
これまで紹介した内容は、高学年になる前に覚えてしまうのが理想です。
素数、平方数、立方数、三角数、分数から小数、小数から分数への変換、図形の3.14の計算など覚えておいて損はありません。
これらは家庭で勉強できる内容です。
僕は、家のトイレに覧表が貼ってありました。
このように、普段の生活の中に覚えるべきものを書いて、貼っておくと、意識して、思い出すことができるので、覚えることが早くなるかもしれません。
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