このブログの主人公はさかなです。
さかなは小学校入学目に急性骨髄性白血病と診断され、病気と闘いながら、中学受験に挑みました。
小学生の時は、2度の再発、2度の移植を経験し、そんな中で、中学受験を決意。
なんとか、関西の難関中学に合格することができました。
このブログは、そんな経験をもとに情報発信をするブログです。
こんにちは。「さかなの母」です。
中学受験に挑む親御さんは、教育熱心な方が多いと思います。
熱心だからこそ、我が子にイライラすることってありませんか。
今日は、中学受験に挑んだ我が家で、親が子どもにイライラした場面を紹介します。
放っておくとゲームをする
我が家では、決まった時間に勉強をするようにしていました。
その時間になったら、勉強を始めるルールですが、毎日毎日、勉強の時間になったこと子どに伝えなければならない状況でした。
さかなは、勉強の時間になったことを伝えなければ、ずっとゲームをしているのです。
小学6年生の後半は、ゲームを全くしないようにしていました。
しかし、さかなに対して親から勉強をしようと働きかけなければ、弟と遊んだり、本を見たりと一向に勉強を始めません。
親としては「いつまで、勉強しなさいと言わなければいけないのだろう」と、悲しくなることがあります。
成績が良くないにも関わらず、危機感が全くないので、イライラしてしまうのです。
勉強を始めた瞬間、あくびをし、眠たそうにする
不思議なもので、勉強を始めるまでは、全く眠たそうなそぶりがなかったのに、勉強が始まった途端、あくびをするのです。
「今までいきいきしてたやろ」と、いつもツッコミを入れていました。
そういう時のさかなは、あきらかに集中力を欠いていました。
問題を解かしてもミスのオンパレード。
重ねて勉強を進めるペースが遅い。
出ている宿題の量に対して、このペースでは終わらないと思ってしまう親は、イライラします。
計画的に終わらせない子どもにイライラ
浜学園からは、結構な量の宿題が出ます。
さかなは、これをどのペースでやらないと終わらないか、また、次の復習テストで点数を取るためにはどうすればいいかということを、全く考えません。
普通、宿題のペースというものを考えそうなものですが、さかなには全く、そういったことを考えている様子はありませんでした。(本人的には考えていたと言っているけれど・・・・・)
「今日は、もう無理」とか「疲れた」「減らして」と言ってきていましたが、結局どこかで、その穴埋めをしないといけないよねという会話が、結構な頻度で我が家で行われていました。
その時の気分や体調のこともあるでしょうけど、親としては、やり直しの時間や、問題を間違えた問題を理解する時間などを考えながら、予定を組んでいたので、集中力がなくペースが遅かった時にはイライラしていました。
宿題が終わればいいというものでもなく、理解しなければ意味ないと常に言い続けていましたが、結局は、また「勉強量減らして」と言ってくる状況でした。
さかなに対して、「それならば自分で計画を立てろ」と言いましたが、「それは無理」と言い、自分で計画を立てようとはしませんでした。
そういう姿にもイライラが募っていました。
勉強を始めた途端にトイレに行く
我が家では決まった時間になったら勉強するようにしていました。
そして、決まった時間に勉強を始めようと机に付いた瞬間「トイレ」と言い、席を立つ。
今まで遊んでたんやから、その時に行っとけばいいのにと思い、またイライラ。
生理現象なのでトイレに行くのは仕方ないとして、勉強始まる前に行っておいてほしいと思うのが親の感想です。
塾のことを聞いても「どうだったかな」ととぼける
我が家では、塾の送り迎えを車でしていました。
塾が終わってから、子どもに塾でならったことを聞くと「何やったかなー。。。」と答え、点数はどうだったと聞くと「忘れた」と答える。
もう、イラッとします。
授業を聞いてきてるのか、集中しているのかと親として心配になります。
毎回、このような返答という訳ではないので、子どもとしても、言いたくないことはあるのでしょうが、親としては、心配になるところです。
口では中学受験をあきらめないと言うが勉強する姿勢が見えない
「中学受験をあきらめるか」このような話をした親御さんも多いのではないでしょうか。
我が家でも何度かこのような話をしていますが、決まってさかなは「あきらめない」と言っていました。
しかし、口で言っていることと行動が伴っていない。
意中の学校をあきらめないと言う割には、勉強の時に、眠たいと言い、勉強を始めるのに時間が掛かったりと受験に挑む姿勢がなっていない、と何度も怒ったものです。
まとめ
このように、我が家でも、中学受験を目指し、取り組む間、イライラすることが多々ありました。
でもそれは、本気で中学受験に挑んでいる証であることは間違いない。
その気持ちに、子どもがなかなか答えてくれない苛立ち。
賢い子の親は勉強しろと言ったことがない、ということを耳にしますが、本当だろうかと思います。
ただ、この親も、子どもを放ったらかしで、学力が伸びたということはないと思います。
その子どもに関わる度合いが、子どもの幼さや性格によっても違うのかなと感じています。
私は、今となっては、声のかけ方にもっといい声のかけ方もあったと思います。
子どもを追い込んでしまったこともあったと思います。
では、イライラした時にどのように、心を落ち着かすのか。
それは、一人ひとり、違うと思います。
音楽を聴いたり、テレビを見たり、旦那に話を聞いてもらうなど、自分に合った方法で心を押さえましょう。
そして、考え方として、子どもには勉強をしてもらっていると考えるようにすると、多少緩和されるかと思います。
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