このブログの主人公は「さかな」です。
さかなは急性骨髄性白血病と闘いながら、中学受験に挑みました。
その結果、関西の難関中学に合格。
そんな経験をもとに、受験勉強や闘病生活に関する情報を発信するブログです。
こんにちは。
「さかな」の母です。
今回は、中学受験に挑むにあたり、我が家ではどのようなスケジュールで勉強を進めていたのか、またそれらをどのように管理していたのか、お伝えします。
お話しするスケジュールに関しては6年生時のものになります。
塾での受講内容
さかなは浜学園とハマックスで勉強していました。
浜学園へは、通塾していた訳ではなく、WEBスクールを受講していました。
マスターコースはWEBスクールを受け、日曜には「日曜特訓」という講義を取り、日曜特訓は通塾で行っておりました。
そして、浜学園と並行して、浜学園の系列個別指導塾、ハマックスにも通っていました。
ハマックスでは、毎週土曜日に授業を受け、個別に見てもらっていました。
平日のスケジュール
我が家は、家から小学校まで約100メートルの位置にあり、さかなは歩いて数分で学校から帰ってこれる状況でした。
平日は、学校終了後、できるだけ毎日、自習をするためにハマックス行っていました。(水曜日・木曜日はWEB配信があるため家で勉強)
概ね午後3時か4時ころに家に帰ってきて、そこから、家から約20分程度のハマックスまで送っていきます。
自習室は、静かな雰囲気で、先生もおられるので、分からないことがあれば、質問もできます。
ここで、午後6時ころまで自習し、家に帰宅。
ご飯を食べ、お風呂に入ったのち、午後7時半ころから、午後9時ころまで勉強。
塾の宿題やハマックスから出た宿題をやっていました。
そして、少しだけ自由時間を取って、午後9時半頃には就寝していました。
ハマックスがある日のスケジュール
ハマックスでは、午前9時から12時まで、授業を受けていました。
授業が終われば、家に帰り、昼食を食べ、そこから勉強。
ハマックスで習ったことの復習と塾の宿題をやっていました。
だいたい6時ころまでは勉強し、そこからは、ご飯やお風呂などフリータイムをとっていました。
日曜志望校特訓がある日のスケジュール
浜学年の日曜特訓は、昼過ぎころからスタートして夜9時ころまでありました。
そのため、この日は、午前中に日曜特訓のテストの対策をする程度の勉強しかできず、家に帰ってからは、ご飯を食べてお風呂に入ってすぐ寝るようにしていました。
さかなは体力に不安があり、月曜日から学校が始まることを考え、夜更かしはしないようにしていました。
一週間のスケジュール(勉強の進め方)
マスターコースのWEBは、毎週水曜日に、算数・国語・理科がまとめて配信されます。(算数は2コマ分)
ですから水曜日と木曜日に、WEB授業を受けていました。
二日に分けている理由は、すべての科目を一気に見ると集中力が持たないので、二日に分けて見ていました。
そしてWEBを見た後に、その科目の宿題をすぐにやっていました。
ただ、宿題は、間違った直しを大切にするようにしていたので、一回目を金曜日までには終わらせるようにし、週末に間違い直しをするようにしていました。
そして土曜日、ハマックスから午後3時ころに帰ってから、夕飯後まで休憩します。
そこで、マスターコースのやり直しを一気に終わらせ、終われば、就寝です。
翌日の日曜日は、日曜特訓や、公開学力テストなどがあるので、臨機応変に空き時間に、できる勉強をします。
月曜日に、復習テスト(3科目)を行い、火曜日に復習テストの直し。
そして、また水曜日からWEBの授業を受ける。
この繰り返しで一週間を過ごしていました。
長期休み必須 スケジュール管理術
我が家では、夏期講習や冬期講習などの長期休み中の講習は通塾で受けていました。
長期休みは、時間がありそうですが、余裕はありません。
それは、マスターコースに加え、各講習の宿題が上乗せされるからです。
そのため、予定をしっかり立てずに、なんとなく過ごしていると、宿題のやり忘れや、勉強の穴抜けが頻発します。
そういった事態を防ぐために、我が家では小学5年生辺りから予定表を作成していました。
我が家では、長期休暇に入る前に、家族全員の時間単位の予定表を作成していました。
我が家の長期休暇中
予定表
上の表が、我が家で使っていた予定表の実例です。
上2段が子どもの予定になります。
こいの表を見ながら、何時から浜学園で何の教科を学ぶのか、この時の親の予定はどおなっているのか、塾へのお迎えや送りは行けるのかなど、この一覧表をもとに動いておりました。
子どもも、この予定表を見ながら行動し、勉強の予定も、予定表に当てはめるように決めていました。
まとめ
我が家では、現在、さかなの弟が、中学受験に向け勉強に励んでいます。
そんな中思うことは、まだ小学生が自分で勉強の計画を立てることは難しいということです。
トップレベルの子は、もしかしたら自分自身で計画を立て、勉強を進めて行くことができるかもしれませんが、それはおそらくごく一部の方に限られると思います。
親が管理しなければ、我が子の場合は塾の宿題のことは考えず、ずっと遊んでしまいます。
そいった家庭が大半ではないかと思います。
やはり、親がしっかりと子どもの勉強の進捗状況を管理するのは必要だと私は考えます。
そのためには、目に見える形で、予定を立ててあげると、子どものみならず、親も頭の中が整理でき、家族みんなで、意識の共有ができます。
特に長期休み(夏休みや冬休み)などは、予定を立て、家族全員が目に見える形で把握できるようにすることをお勧めします。
コメント
こんにちは。闘病しながらの合格おめでとうございます。本当に素晴らしいですね。
我が家の息子も、浜学園に通い中学受験をし、入学後に同じ病気になりました。今は元気になり、医学部に在学中です。ブログではさらっと書かれてますが、つらい悔しい思いをたくさんされてきたことと思います。さかなくんの学校生活が楽しいものになりますように心から応援しています!
同じような境遇の方からコメントをいただき、とてもうれしく、励みになります。
今、中学に楽しそうに通っています。(成績はイマイチですが・・・・)
SRIさんのご子息も、並々ならぬ努力をされたことと推察いたします。
さかなも医学部を目標に、がんばります。
もし、よろしければ、入院中、どのように勉強されていたのか、また、医学部受験にあたり、特に苦労されたこと(つらかった科目)があればアドバイスと合わせてコメントいただけると幸いです。
すみません、返信が遅くなってしまいました。中学に楽しく通われているということで本当に良かったです!
入院中は、私立校のため院内学級には入れなかったので、長期入院児向けの無料オンライン家庭教師サービスと、別に家庭教師をお願いし無菌ルームに来て授業をしてもらっていました。反抗期、思春期、、、精神的にも難しい年頃だったので、勉強に関して親が前面に出てもうまくいかないかと考え、入院中は家庭教師の先生方が、復学後は学校の友達や先生方にリードしていただけるように持っていきました。勉強はかなり遅れてしまいましたが、復学するんだというモチベーションを維持し続け、同級生と一緒に高校を卒業できた時は本当に感無量でした。
大学受験に関しては、医学部を目指そうと考えたのが高3になってからだったので、苦手な現代文には苦しめられました。国語はすぐに伸びる教科ではないので、苦手でしたら早めに対策される方がいいかなと思います。
息子は主治医から、病気を経験して医師になった人はやっぱり違うんよなー。だから能力があるならぜひ医学の道を選んでほしいと言われ医学部を選びました。だから患者の家族としても、さかなくんにもぜひ医学の道を進んでほしいなと思います。