このブログの主人公はさかなです。
白血病と闘いながら、中学受験に挑みました。
その結果、関西の難関中学に合格。
そんな経験をもとに情報発信をするブログです。
そんなさかなが、先日、小学校の卒業式を迎えました。
卒業式を迎え親として思うことを書きます。
小学校時代の振り返り
先日、我が子が小学校を卒業しました。
振り返ると、小学校に入学前の1月、急性骨髄性白血病を発症しました。
最初は、医師からの言葉に耳を疑いました。
現実で起きていることとは認めたくない、何かの夢であってくれと何度思ったことか。
そこから、長い闘病生活が始まりました。
急性骨髄性白血病と診断された、その日にすぐ入院し、治療のため部屋から一歩も出れない日々が始まりました。
そのため、さかなは、小学校の入学式を、病院の部屋で行いました。
そこから、夏休みまで治療を続け、夏休み期間中に退院し、2学期から学校に通い時始めました。
始めは、友達ができるのだろうか、勉強についていけるのだろうとかと親として不安でいっぱいでしたが、毎日楽しそうに学校に通っていました。
しかし、10月に白血病再発。。。。。
もう言葉にも言い表せないほどの、悲しくつらい思いでした。
その後、ドナーさん協力のもと骨髄移植をし、小学校2年生時の6月ころ退院。
2年生の2学期から、小学校に復学しました。
病気も落ち着き、普段の生活を取り戻しかけていた矢先、2度目の再発が発覚します。
移植から約2年、4年生の2学期の出来ごとです。
骨髄移植をしてから2年が経過してからの再発に、私たちは暗闇にいきなり放り込まれたような気分でした。
そこから、三度目の7か月間のつらい闘病生活。
幸いにも、予定通り、治療は進み、さかなは5年の6月から、また学校に通い始め、この度卒業式を迎えることができました。
今後、体に障害が起きませんように
小学校の卒業式を終え、また新たに中学生になるさかなですが、親として、心配や不安の方が大きいです。
それは、飲み薬が続いている状態であり、まだまだ、通院も続きます。
子どもの体を見ると、移植から2年経過して今でも、爪がきれいに生えそろわない、肌が荒れているなどの治療による障害と思われる症状が治まっていません。
また、移植の治療は幼い体に大きな負担を掛けているため、晩期障害が出ないとも限らいなと医師から言われています。
当然、白血病の再発をしないとも限らない状態で、更に晩期障害が出ないとも限らない。
親の願いとしては、周りにいるお友達と同じように、普段通りに中学校に元気に通学できるようにしてあげたい。
毎日そのようなことを祈っています。
中学生生活で良い友達が作れますように
さかなの卒業文集を読むと、病院を退院して間もないころは、学校に行っても、友達のグループがすでに形成されており、なかなか、その中に溶け込めなかったと、当時の苦労を語っていました。
本人にとってもつらい時期だっただろうなと思います。
しかし、卒業間近になった今、毎日のように友達と遊ぶため外に出かけています。
その姿は、普通の小学生そのものです。
さかなは、私立の中学に行きます。
今遊んでいる子とは別々の中学校。
また、新たな友達を作っていかなければなりません。
その中で、治療の障害などを理由にいじめられないだろうかと心配になります。
良い友達ができることを願っています。
人に負けない何かを手にできますように
さかなは中学受験をしました。
その経験は、とても大きなものだったと思います。
中学受験は一生に一度しか受けることができません。
浪人という考えはありません。
そのため、周りの子が遊んでいる時に、無理やり勉強させたこともありました。
それは、さかなが、運動ができない(治療の影響で、日焼けができな、筋力が極端に低下)分、勉強で友達に負けないようにと思ったから。
中学に進学し、すべてできなくていい。
人に負けない何かを見つけてほしいと思います。
楽しいと思える人生を送ってほしい
さかなは、今までの人生、病気の治療に多くの時間を費やし、いろいろなものを犠牲にしてきました。
中学校になってからは、小学校より、子どもと一緒にいる時間が減ると思うので、少し寂しい気持ちです。
それが成長ですよね。
中学校に行っても毎日イキイキと心身ともに元気に毎日を過ごしてほしいと思います。
特に、中学校では、友達に恵まれてほしいなと思っています。
友達と遊んでいて楽しい、友達と一緒にいると面白い、こういった日々を過ごしてもらいたいです。
愛する我が子へ
中学校に行っても、いろいろなことに挑戦してほしいと思っています。
そして、生きがいを持ってこれからの人生歩んで行ってもらいたいと思います。
親の願いは一つ。
助けてもらった命!人のためになる人生を歩もう。
更にそれが自分自身のためでもあることを願っています。
これまで病気になって、つらいことが多くあったけれど、病気を言い訳にせず、白血病に負けるな!
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