中学受験 国語 偏差値31から49へ 勉強法公開 

勉強方法

このブログの主人公は「さかな」という少年です。

彼は、この春、関西の難関中学に合格しました。

さかなは、小学校入学前に急性骨髄性白血病となり、そこから、入退院を繰り返す日々。

その中で、中学受験に挑むことを決意し挑戦しました。

白血病が2回再発し、骨髄移植を2回行い、それでも、なんとか受験を受けることができました。

そんなさかなですが、彼はとにかく国語の成績が悪かったのです。

さかなはとにかく国語の偏差値が低く、小学6年生の夏まで偏差値30台は当たり前の状態でした。

しかし、一人の先生がとの出会いから国語の成績が上がり始め、入試前最後の公開テストでは偏差値49まで上がりました。

今日は、その先生に言わた、国語の勉強法を紹介します。

その先生に言われたことは

  • 漢字・語彙力のテキストをやりまくれ

でした。

国語の成績の推移

さかなは小学3年生から浜学園に通い始めした。

小学3年生時の浜学園公開テストの平均偏差値は41。

国語の平均偏差値は42。

小学4年生の時の浜学園公開テストの平均偏差値は46。

国語の平均偏差値は41。

小学5年生の時の浜学園公開テストの平均偏差値は46です。

国語の平均偏差値は41。

ほとんどが国語偏差値30台でした。

このように国語がずっと苦手でした。

そして6年生時の成績が下の表になります。

公開実施月国語算数2科平均理科3科平均
2月3749434945
3月3551433741
4月4348465047
5月4049454244
6月3952465147
7月4349464345
8月3853455448
9月3155434945
10月4542444945
11月4946485149
12月4960544752

見て分かるように6年生の時点でさえ国語の偏差値が40にさえ届かないことがほとんどでした。

国語の偏差値30台から 国語成績アップへ取組んだこと

個別塾で勉強

さかなは、国語の成績が悪かったことで、個別指導塾のハマックスにも通いました。

ハマックスに通い、成績は上がっていくと思っていましたが、国語は一向に伸びませんでした。

教えてくれたのは、医学部の学生の先生でした。

国語の勉強法として教えてもらったのが、”長文読解の線の引き方” ”説明文での、内容理解の方法” ”物語文での心情把握のポイント”など、いろいろ教えてもらいました。

非常に為になるやり方を、教えてもらったと思いますが、なぜか点数に結びつきませんでした。

親との勉強

親も、長文読解の読解法をいろいろ調べて、さかなに教えました。

接続詞の意味や、指示語問題の答えの導き方、記述問題においての文章の書き方など、さまざまな本を見て、調べ、教えましたが、効果が現れませんでした。

特に夏休みは、国語の強化を課題に、時間を多く割きました。

何度も何度も長文を時間内に問題を解くという練習をやりました。

しかし、これも効果が表れるほどではありませんでした。

浜学園の先生の教え

6年生時の夏休明けの9月の公開テスト。

この時の、国語の結果は衝撃の偏差値31!

もはや、何をしても、国語の成績は上がらないのではないかと、思わせる内容でした。

9月の公開テストが終わった後に、親が、国語の成績が上がらないことで浜学園に相談に行きました。

そこで一人の国語を教えてくれる先生が、さかなの担当の先生になりました。

その先生との出会いがさかなの運命を大きく変えてくれます。

さかなの国語の成績が上がり始めたのです

その先生が、さかなに指示した勉強法は

   ・漢字を含めた、語彙力を上げるテキストをやり込む

   ・復習テストを、毎回、先生に見せる(WEB学習生なので、復習テストを塾に提出していなかった)

   ・過去問も先生に見せる

でした。

さかなは、その日から、浜学園から配られていた、漢字のテキストと語彙力のテキストをくり返しやりました

何度も繰り返しです。

さかなは通常1日にこなすテキスト量の3倍、漢字と語彙力のテキストをやり込みました。

そして、長文読解は、繰り返し解いても意味がないと言われたので、浜学園での授業で習った問題のみ、やりました。

また、復習テストを先生に見せるようになってから、回答に先生が、解き方のポイントを丁寧に書いて、テストを返してくれました。

そこに書いてある内容を見ながら、次の問題を解くうちに自信を持つことができました。

先生の教えを実行した結果

先生からのアドアイスをもとに勉強を進めた結果、偏差値が3か月で一気に18伸びました。

最終的に、浜学園公開テストで国語は偏差値49。

そして、入試で一番、点数がとれたのが、算数より国語でした。

この経験から、語彙力を高めることで国語の点数が上がることを実感しました。

国語の成績だけが伸びない人は多いと思います。

塾では、算数もしくは、国語、どちらかいっぽうだけ良くても、どちらかが悪いとなかなか、上のクラスに上がれません。

さかなも親も、長文読解にかなりの時間を割いていました。

浜学園では、宿題も長文読解が多く、それをこなすことが精一杯になりがちです。

しかし、まず、語彙力を付けること、これが大切だと思いました。

それで、もし、塾の宿題を最後まで終わらすことができなかったとしても仕方がない、と割り切るくらいの気持ちで語彙力を高めましょう。

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