僕は、長期入院を経験しながらも、関西の難関中学に合格しました。
小学3年生から塾に通っていて、小学3年生時は一年通して学力テストの結果が偏差値45にも満たない成績でした。
小学4年生から5年生にかけて、病気のため長期入院することになりました。
そこからWEBスクールに切り替えて勉強を続けました。
小学6年生、浜学園で受けた最後の公開テストでは、偏差値53でした。(算数は60・国語49)
そんな僕が、一番頭を悩ましたのが、計算ミスで点を失ってしまうことでした。
そのために、僕がしたことは、
- 計算用紙の有効活用
- 問題用紙の有効活用
- 問題文に線を引く
- 覚えるべき計算は覚える
です。
計算ミスの種類を知る
算数のテストで計算ミスを改善するためには、まず、自分が、どのようなミスをしているのか、分析が必要です。
僕が、よくしていた計算ミスは、
- 単純に繰り上がりや繰り下がりなどの計算ミス
- 問題を計算用紙に写し間違える
- 計算の字が汚すぎて、自分で字を見間違える
- 計算を途中までやった時点で、それが答えと思い回答してしまう
- 問題で聞かれているところと別の部分を答えとして書いてしまう
- 必要な知識が足りない
計算ミスの原因は、これら6つに分類できると思います。
計算ミスによって対策のやり方は変わってきます。
まず、自身の回答を見て、どのような計算ミスをしているのか、分析するようにしましょう。
計算ミスをなくす方法
単純な計算ミスの対処法
単純に計算力がないがために計算ミス多発することがあります。
繰り上がりや繰り下がりの計算など、ゆっくりやれば間違わない問題でも、時間制限が設けられている場合だと、計算ミスをしてしまう。
このような場合は、地道に100マス計算などで、計算力を上げるトレーニングをして、計算力を高めていくしかありません。
時間を計り、時間に追われながらでも、しっかりと正解できる力を身に付けましょう。
問題の写し間違いや見間違い
試験では問題や解答用紙と合わせて計算用紙が配られると思います。
僕は、問題を計算用紙に書き写すとき、また、計算用紙で出た答えを解答用紙に書き写すとき、せっかく答えが出ているのに、間違えているということが、よくありました。
そこで、対策を考え、問題用紙、計算用紙、解答用紙の三つの用紙の使い方やを適切にすることで、計算ミスを減らすことができました。。
3つの用紙の使い方は
- 計算用紙を二つに折る
- 解いている問題のすぐ下に、計算用紙を置く
- 計算用紙で出た答えのすぐ近くに解答用紙を置き書き写す
ということをすることににより、書き写し間違いを防ぐことができるようになりました。
計算用紙を二つに折る理由
試験では、計算用紙が配られます。
まず、この用紙を二つに折ります。
計算用紙を折らなかった場合、計算式や筆算を適当なところに書き、計算が整理できない状態になります。
試験開始された、最初のうちはいいのですが、問題を解き進めるにつれ、計算用紙の余白がなくなっていきます。
そうすると、書いている文字が小さくなったり、前の問題の計算と繋がってしまうといったことが起きます。
そのため、間違った部分を書き写したり、途中の計算式をどこに書いたか分からなくなっていたこともありました。
また、筆算などは、長くなればなるほど、筆算の式が曲がっていき、桁の間違いが起こってしまいます。
計算用紙を二つに折ることで、計算や式を書くスペースを限られたスペースに書くことになり、整理した式が書けます。
それにより、上から順番に書いていき、整理された式となり、違う問題の式と、今解いている問題の式が重なることがなくなります。
紙を折ることで、升目のような役割を果たしますから、筆算が曲がっていくということを防ぐ手段にもなります。
問題用紙と計算用紙と解答用紙を近くに置く
僕はよく、問題を計算用紙に写し間違えていました。
塾に通い始めた最初のころは、問題用紙と計算用紙を置く位置まで考えず問題を解ていましたが、よく問題を写し間違えていました。
それは、問題用紙を計算用紙を離して置いていたからです。
これでは、視線や頭が動きすぎてしまし、写すときにミスをしていまします。
そこで、問題のすぐ下に計算用紙を持ってくるようにしたのです。
こうすることにより、視線を動かく部分が少なくなり、写し間違いが減りました。
また、僕は自分の書いた文字を見間違うこともよくありました。
僕の場合は、8の上がへちゃげて6になったり、7と9が見分けにくかったりと、いろいろな見間違いをしました。
ただ、これは、意識して丁寧に書くことを注意するしかありません。
ただ意識していても、すぐに忘れます。正直言うと結局僕は、この癖は直りませんでした。
適宜、自分に声掛けをし、意識するようにします。
問題の見間違いや、勘違い
僕はよく、文章題で聞かれていることに答えていないと言われていました。
求めなければならない場所とは、別のところを答えとして書いてしまうのです。
この手のミスの対処法は、問題文の質問部分に線を引き、答えを出してから、またその線を読むということです。
要は見直しです。
その見直しを意識して行えるように線を引いたところを確かめるのです。
もう一つよく僕がやっていた計算ミスが、図形問題で、計算が途中で終わってしまい、途中の式で出た答えを解答用紙に書いてしまうということが多くありました。
例えば、二つの図形を繋げた面積を求めないといけない問題で、一つの面積だけ求め、それを答えとして書いてしまうっといった計算ミスです。
この対処法として、求めた部分を鉛筆で簡単に塗るということをやっていました。
どこを求めたか一目でわかるように、また、確認する意味を込めて、やっていたのです。
算数の知識を増やす
算数でも、暗記しておくべき計算式はあります。
例えば円周率の3.14の計算は覚えておくと、便利で、ミスもなくなります。
覚えておくべき計算に関しては、すきま時間を利用して、一つでも多く覚えていくようにしましょう。
そうすれば、計算スピードが上がり、計算ミスが圧倒的に少なくなります。
まとめ
誰も計算ミスをしようとしてしている人はいません。
しかし、ミスだから、仕方ないと考えるのはやめましょう。
計算ミスは仕方ないと考える人は、おそらくずっとミスをし続けます。
ミスをなくす努力もしません。
ですから、ミスを許してはいけません。
そのミスで、自分の頑張りが台無しになるのです。
ある先生に言われました。
「ミスは、自分のがんばりへの裏切り行為」だと。
ミスを減らせるだけで、点数は大きく変わってきます。
そのために、ミスが多いなと感じる人は、早めにミスをなくす行動を習慣化しましょう。
本番のテストだけしようと思わず、日ごろ問題を解くと時から、ミスをなくすための行動をしていきましょう。
僕も、言われたすぐあとは、できるですが、一週間ほどしたら、ミスをなくすための行動を忘れてしまい、また同じミスをするということを繰り返していました。
とにかく、繰り返しです。
ミスをなくす行動が習慣化すれば、ミスが減り、点数も上がってくるはずです。
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