主人公はさかなです。
さかなは、小学校入学前、6歳の時、急性骨髄性白血病と診断されました。
白血病と判明する直前は
- 40度を超える熱
- 排便時の痛み
- 赤い斑点が全身から出現
といった症状を訴えていました。
当時、さかなが経験したつらさは、今思い出しても、心が痛みます。
さかなが経験した、白血病の初期症状と発覚までの流れをお話しします。
体調の異変
急性骨髄性白血病、発覚約3週間ほど前、さかなの体に異変が現れ始めました。
当時さかなは、保育園に通っていました。
保育園から「熱があるので迎えに来てほしい」との連絡。
熱は40度ほどありました。
そこで、近くの町医者へ診療へ行きました。
その病院では、風邪薬と、解熱剤を処方されました。
さかなは、熱があるため、しんどそうにしているものの、普段の生活は、支障がないことから、親としても、この熱発に大きな病気が関わっているとは思いもよらず、すぐに治るだろうと思っていました。
町医者に、連れて行き、1週間程度は、熱は、朝方は下がるものの、昼頃には、熱が40度近くまで上がるということを繰り返していました。
町医者に行った後も、熱が下がらない日が続いたために、一週間後、また同じ町医者に受診しました。
また、風邪薬と解熱剤を処方されました。
しかし、症状は変わりなく、その後も、朝は薬の影響で平熱に戻り、昼頃には39度から40度の発熱ということをくり返す状況でした。
さかなは朝には、熱がなかったために、保育園に行っていましたが、保育園に行くと熱が上がるので、親が呼び出しという生活が続きました。
この時に、熱はあれども、外見上、異常は見かけられず、生活の中で、変わったところも感じませんでした。
このような生活が3週間程度続いたために、町医者ではなく、総合病院を受診することにしました。
総合病院を受診する前日の夜、トイレの中で、子どもが泣いていました。
「痛い、痛い」とおなかを押さえながら、泣いていたのです。
排便時に今まで、経験したことのないお腹の痛みを伴っていたようです。
とりあえず、その日は就寝し、翌日総合病院の受診へ行きました。
白血病発覚
熱は相変わらず39度から40度の高熱から下がらない状態でした。
さかなを総合病院へ連れて行き、診察した先生にこれまでの経緯を説明。
そこで、血液検査を行いました。
そこで、言われたことが、「白血病の疑い」。
我が子に限って、そんなという思いが。。。。
全く予想だにしない病名の宣告に、この先のさかなのことを思うと不安と悲しさで、涙が溢れました。
即入院、そして翌日には、治療施設のある病院へ転院。
目まぐるし状況が変化していきました。
この時には、さかなの肌に、赤い斑点模様が確認できるようになりました。
これは、白血病患者に現れる症状らしく、血小板が少ないことが原因で起こるらしいです。
また、総合病院診察日の前日に起こった排便時の痛みは、肝臓が腫れ、その他の臓器を圧迫しすることによって起こった症状のようです。
まとめ
さかなが急性骨髄白血病と診断されたのは、小学校入学前の、6歳の時です。
白血病と判明する直前は
- 40度を超える熱
- 排便時の痛み
- 赤い斑点が全身から出現
が認められました。
そこから治療を経て、さかなは、現在、中学1年生。
数々の治療を乗り越えて、ここまで来れたことに、支えていただいたすべての方に感謝しかありません。
今なお、この病気で苦しんでおられる方が快方に向かわれますように、また、治療をサポートするご家族の祈りが通じますように、心より祈っております。
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