このブログの主人公はさかなです。
さかなは、小学校入学を前に急性骨髄性白血病と診断され、そこからは病気と闘う小学校生活を送っていました。
さかなは白血病の2度の再発により入退院をくり返しながら、2度の骨髄移植を受けました。
そんな入院生活の中で、決意したのが中学受験。
さかなは、関西の難関中学に合格しました。
このブログはそんな経験をもとにみなさんに、中学受験での経験や闘病生活について情報を発信するブログです。
こんにちは。「さかなの母」です。
現在、さかなは中学受験で合格をいただいた学校に通っていますが、さかなの弟が中学受験に挑むべく日々勉強に励んで(遊んでばかりですが)います。
今回、中学受験に挑むさかなの弟の漢字を見ながら、ふと以前東進ハイスクールの林先生がテレビで紹介されていた「勉強の出来不出来と字のきれいさの関係性」に関する放送があったことを思い出しました。
調べれば2018年7月に「林先生が驚く初耳学」の中で「勉強ができる子は字が汚い」という放送会があったようです。
そこで、今回は、二人が書く文字の違いから、成績を考えるのではなく、性格の違いを読み取ります。
さかな達兄弟は、性格が全く異なります。
また、文字の丁寧さもかなり違います。(小学校の担任の先生にも言われます)
二人の性格を簡単に言うと兄(さかな)は、マイペース(おっとりしている)で根気強い性格。
弟は、負けず嫌いで飽き性といった特徴があります。
その二人の書く文字を見比べると、親から見て兄は「雑」で、弟は「丁寧」です。
兄弟での文字の比較
兄の文字の特徴
止め・はね・払い、を意識するようにと言い続けていたが、ほとんど直らなかった。
文字のバランスもあまり考えていなかった。
文字の濃さが薄い。
弟の文字の特徴
丁寧に書いて、褒められたいという気持ちが強い。
字は濃く、漢字は自信があるみたい。
兄弟の性格の比較
兄(さかな)の性格
さかなの親から見た性格です。
- 寡黙でもの静か
- 自己肯定感が強い
- 粘り強い
- 真面目
- マイペース(闘争心に欠ける)
さかなは、比較的、物静かな方だと思います。
小学校の時に通っていた塾では、友達と話をしたということも聞きませんでしたし、本人の話を聞く限り一人でポツンといた様子です。(長期入院していたこともあり、なかなかなじめなかった部分もあるかな)
さかなは、積極的に友達と関わっていこうとはしません。
そしていつもマイペース。
親から見て”もっと焦った方がいいぞ”という場面においても、ゆっくりしています。
勉強中にも「ボー」っとして、5分くらい、鉛筆を持った状態で、問題集を見ながら別のことを考えていたということもしばしば。
親として、「テスト中や授業中、大丈夫か」と思うことがあります。(今でも思っています)
ただ、さかな本人は、いつも”なんとかなる”と思っており、自分のことを”なんとかすることができる人間”と思っています(根拠なく)。
そのためか、「周りに勝ってやろう」とか「こいつにだけは、負けたくない」という意識が非常に低い。
良い意味でも悪い意味でも、気分でやる気を出したり失ったりせず、マイペースで勉強を進めて行きます。
弟の性格
さかなの弟は、親から見てとにかく明るくおしゃべり。
さかなとは違い、どんどん友達を作っていくタイプで、初めて行った授業でも、「もう友達〇人できた」と親に報告してくるほど。
弟は、そんな友達に負けることが嫌いで、負けることがきらいな割に、がんばっている姿はみんなに見せたくない性分です。
”友達に負けたくない“ ”友達に馬鹿にされたくない”という気持ちが強く、問題を解く時も、間違えたくないという思いからと思いますが、結構慎重です。
そういった面は、中学受験に大いに生きていると思いますが、反面、気分屋で、やる気にムラがあります。
親から怒られると、一気にやる気をなくして、そこから一切勉強をしなかったり、疲れている時は、無理と自分で限界を決めてやりません。
お兄ちゃんのさかなと違い、環境にとても左右される性格です。
兄弟の対照的な性格から見た文字の特徴
文字を見ると弟は、丁寧に止め・はね・はらいを意識して丁寧に書いています。
兄は、止め・はね・はらいは気にせず、形が合っていればいいというような字を書きます。
我が家二人の性格と文字のきれいさの関係性を見ていると
「周りから、どのように思われたいか」ということで、文字も大きく違うように思います。
兄のさかなは”マイペースで、積極的に周りと関わろうとしない”ため、あまり周りの評価を気にせず、文字も、”自分が分かれば良い”という感じの文字になっているます。
一方の弟は、”負けず嫌いで、周りから一定の評価を得たい”と思っているため「字が汚い」と言われなくないという思いから、字を丁寧に書くようになったと思います。
このように、二人の性格から文字に対する考え方の違いが、字に現れているように思います。
中学受験に挑む親として文字を参考に子どもへの接し方
兄である”さかな”はマイペースだが継続できる。
弟は、勉強のやる気にムラがあるが、やる時は、集中して取り組める。
親としても、二人に対する接し方は変えています。
親としては、子どもが習ったことを理解してほしい。
そのためには、勉強量が必要な時もあり、いかに子どもの勉強に対するモチベーションを高めるかということが常に課題だと思っていますが、兄弟二人で接し方を変えないと、やる気を一切なくすことがあります。
マイペースの兄に、弟のようにさっぱりした接し方をすると、勉強のペースが上がらず、課題を終わらせらることができないということになりますし、一方弟に兄のように何度も同じようにやらせると、飽きて、やる気をなくし、逆に勉強しない、という事態になります。
そこで我が家では、以下のように接しています。
文字を丁寧に書かない兄に対しては、同じような問題や課題をくり返しくり返しやらせて、問題を解けるようになっても何度もくり返しやらせる必要がありました。
一方、弟の方は、短期で集中できるように、課題を先に言っておき、できたら終わりという勉強スタイルでやらせています。
声のかけ方も、兄であるさかなに対しては、「何度もやったら覚えれる、これだけやったのだからできるようになる」という声かけをし、弟に対しては、「これやったら、終り」というさっぱりした感じで接っするようにしています。
まとめ
今回のブログでは、文字と性格について、私の完全なる主観で書かせてもらいました。
兄である「さかな」は文字が雑です。
そんなさかなの性格は”マイペース”。
一方さかなの弟はと言うと文字は丁寧。
気分にムラがあり、周りからの目を気にするタイプです。
二人の勉強を近くで見ていると、考えや思いが文字に大きく影響していることが分かります。
筆跡心理学なる学問もあるようで、文字を見れば、その人の性格というのは分かってしまうのかもしれません。
どちらのの性格の方が中学受験に向いているとは、言えません。
一長一短あります。
ただ、子どもたちの性格に合わせた勉強と、親の接し方はとても大事だと思います。
子どもに合った接し方とは何なのか。
しっかり考えていきたいですね。
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