このブログの主人公はさかなです。
白血病と闘いながら、中学受験に挑みました。
その結果、関西の難関中学に合格。
そんな経験をもとに、受験勉強や闘病生活に関する情報を発信するブログです。
こんには。さかなの母です。
さかなは、この春、関西の難関中学に合格しました。
小学6年生、浜学園で受けた最後の公開テストは、偏差値52で国語と算数だけだと偏差値54でした。
さかなは、小学3年生から浜学園に通い始めましたが、小学3年生時は偏差値50を超えたことがありませんでした。
小学4年生になって、ぽつぽつと偏差値50を超え始めたのですが、秋に白血病を再発してしまいました。
そこから、長期入院生活に入ったため、通塾はできません。
そこで浜学園のWEBスクールを受講をすることになりました。
新型コロナウィルスの影響で、注目されるWEBスクールですが、さかなは、入院中病室から出ることができないため、新型コロナウィルスの影響が及ぶ以前から浜学園のWEBスクールで学び、中学受験に向け勉強していました。
ここでは入院中、浜学園のWEBを見ながら学習した結果感じたメリットデメリット、またWEBスクールを有効に活用になりうるのか答えます
結論、WEB学習中は視聴中に親が側にいられる状況であれば、効果は絶大と考えます。
浜学園WEBスクールの流れ
浜学園WEBスクールの流れを説明します。
浜学園WEBスクールは毎週決められた日に、算数・国語・理科の授業が配信されます。
浜学園の通塾生は、一週間に3日か4日程度、塾に行き授業を受けますが、WEBは、通塾生の通常授業が終わった後に、3教科一気に配信されるため、授業進度に遅れが出ます。
通塾生が、毎授業時に受ける復習テストは、郵送で送られてきます。
WEB配信日の約一週間後に送られてきます。
復習テストの採点は、浜学園に送り返せば採点してもらえます。
郵送でのやりとりとなるため、時間はかかります。(教室に直接持って行ってもOKです。)
浜学園WEBスクールの感想
浜学園WEBスクールは、塾の先生が授業をしている様子をビデオに録り、それを視聴し勉強するというものです。
WEBスクールの受講を子ども一人でやることは難しいですが、集中できるのであれば価値があるように思います。
ただ子ども一人では集中力を保つのは困難。
親がそばにいて、適宜、声掛けをしてあげることができれば、学習効果はあります。
メリット
WEBスクールのメリットは以下の通りです。
- 時間に縛られない
- 見返しができる
- 受講料が安い
- 場所を選ばない
- 時間を有効活用できる
WEBスクールは、時間に縛られません。
入院中のさかなにとってこれは大切でした。
往診で先生が来る時間や、看護師さんが処置に来る時間は決まった時間ではありません。
そのため、途中で再生を止めることができるWEBスクールは、ぴったりでした。
また教室に行くわけではないので、通信状況が整えばどこでも受講可能です。
分からないことを見返すこともできます。
一度見て、問題を解こうとしても、授業でどのようにやっていたのか、思いだせない時があります。
ノートを見て思い出す場合もありますが、もう一度先生の授業を見ると理解が深まります。
親としてうれしいことは、受講料が安いこと。
浜学園では、クラス帯や受講内容によって違いますが、約1万円ほど受講料に差がありました。(算数・国語・理科)
また、通塾費もかからないので、費用を抑えることができます。
通塾の時間を省くこともできます。
なかなか自宅直近に学習塾があるという方は珍しいでしょう。
中には遠くから通っておられる方もおられ、片道一時間以上かけて通塾され方もおられます。
やはりWEBスクールの一番のメリットは、時間を有効に使えるというところにあります。
少し脱線しますが、入院中さかなは院内学級に入っていました。
しかし、白血病の治療中は部屋から出られないので、院内学級に行くこともできませんでした。
院内学級の先生が1日に45分だけ授業をしに来てくれますが、それだけで学校の内容がすべてマスターできるはずがありません。
長期入院をする場合は、学習をどうやって継続するかを考えることがとても大切です。
そんな意味でも、浜学園おWEBスクールを取り入れてよかったと思っています。
デメリット
WEBスクールのデメリットは以下の通りです。
- 緊張感がない
- 質問できない
- 他の塾生と同じ進度で、学習を進めることができない(少し遅れる)
WEBスクールの一番のデメリットは、緊張がないことです。
WEBスクールの受講は、概ね家の中です。
教室のように、みんなで勉強している訳でも、先生から質問を受けるわけでもありません。
そのため、緊張感がなく、集中力が欠けてしまいます。
これは、大人であろうとも、WEB学習で集中力を保つことは難しいと思います。
ましてや、子どもの場合、早く勉強を終わらせたい、遊びたいという気持ちが働き余計に勉強に集中できません。
先生から質問を受けることもありませんから、子どもはボーっと画面を見ているだけになりがちです。
また、分からないことがあっても、質問できません。
普段の授業では、積極的な子は、授業中であっても質問をします。
しかし、分からないことを聞こうと思えば、メールや電話になってしまい、また、子どもが自ら電話やメールをして、塾に質問することは、うちの子には無理でした。
そのため、親がメールを使い、塾に質問するようになります。
最後に、WEBスクールは、通塾生より進度が遅れてしまうことです。
授業の配信は、通常授業がすべて終わった後に、すべての教科まとめて配信。
復習テストは、授業配信日の約1週間後に届き、塾側に採点等成績を把握してもらうためには郵送が主なやりとりとなるため、時間がかかります。
習っていない部分が公開学力テストで問われることもあり、その点はデメリットとなります。
効率的浜学園WEBスクール活用法
では浜学園WEBスクールを一番効率的に学習できる方法は何か。
- 親が子どもの側にいながら、WEBスクールを受講をすること
- 疑問点をすぐに浜学園など質問できる環境を作っておくこと
になります。
WEB学習を子ども一人で、受けていると、集中力が続きません。
親が側にいながら、子どもの学習を観察し、集中力が切れかけている状況がうかがえる状況になれば声掛けをしてあげましょう。
合わせて、子どもの疑問を解決できる環境を作っておきましょう。
小学生が解く問題といえど、難問が多く、親では解決しないことが多々あります。
浜学園の先生や、経験者など、すぐに疑問を聞ける環境を作っておき、早期に疑問を解消してあげることで、学力も伸びるでしょう。
まとめ
さかなは通塾も、WEBスクールもどちらも経験しました。
両方のメリットデメリットがあります。
通塾かWEBスクールかのどちらがいいのか、悪いのかではなく、どちらが家庭環境と子どもに合っているのかで判断しましょう。
子どもには、個性、性格があり、通塾よりもWEBスクールに向いている子もいるでしょう。
どちらにしよ、親のサポートは必要不可欠です。
両方のメリットデメリットを分かったうえで、通塾にすべきかWEB学習にすべきか判断していきましょう。
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