小学4年生から通う浜学園。
吾郎が浜学園に通う最後の一年間がスタートした。
5年生の時は、Hクラスからスタートしたが、5年生最後のクラス替えで初のVクラスへ。
6年生をVクラスからスタートすることとなった。
浜学園での教育相談の際「まずは復習テストでいい点を取ること」と言われている。
とにかく復習テスト重視で挑んでいく。
2月初旬のある日、浜学園での講義を終えた吾郎のリュックの中から塾からのプリントが入っていた。
Vクラスでは算数が1.5倍として成績を算出するとの内容だ。
「Vクラスは算数が1.5倍となる。」と噂では聞いていたが、実際にVクラスが始まる時に、浜学園から【Vクラスは1.5倍として成績を算出する】との通知がきたので、必然的に算数に力を入れて勉強をすることとなる。
こうして入試に向けての一年間がスタートした。
浜学園 6年生の吾郎の受講講座
吾郎はの6年生スタート時の受講講座
- マスターコース
- 日曜特訓(実践編)←新設講座
- 最難関レベル特訓←新設講座
- 最難関理科
- 記述力錬成講座
これらの講座を受講する。
偏差値60以上の子どもが受講する最高レベル特訓や、偏差値62以上が必要な日曜特訓(灘コース)は、吾郎の場合、成績が足りない。
ただ、最難関レベル特訓や日曜特訓(実践編)を受講できるまでの成績を上げた吾郎に感謝し、またこれなら最難関中学に挑戦できるという手ごたえを感じている。
吾郎の様子
2月から新学年を迎え、吾郎の勉強量は、必然的に増えた。
学校終われば、ほぼ毎日、浜学園。
土日もなんだかんだで浜学園。
当然、宿題も出されVクラスであるがために、これまでやってこなかった難問にもチャレンジしている。
宿題に忙殺され、予定通り進まない時には焦りが生まれる。
ただ、やるしかない。
吾郎は、周りに負けたくないという気持ちが強いほうだと思う。
その気持ちを信じたいが、やはりどこか気を抜くところがある。
そこでしっかりと予定を決め、その予定通り進めるように吾郎と親との約束を交わす。
2月から新たな戦いが始まり、身が引き締まる思いだ。
吾郎は朝起きれば、朝ごはんを食べ、学校に行くまでに計算テキストをやり、やり終われば、ダッシュで学校へ。
「ただいまー」と学校から帰ってくれば、黄色い帽子をフリスビーを投げるようにピュッと飛ばし、ランドセルがつぶれる置き方で無造作に置く。
しばらく部屋内で意味の分からないダンスをした後、お菓子が入っているカゴを覗き、文句やら歓喜やらの声を上げながらお菓子を取り出す。
大好きなカフェオレを自分で入れ、お菓子とともに机に並べる。
まるで昼休憩終了前のOLのようだ。
学校を終えた自分へのご褒美と言わんばかりに、お菓子を食べながら、わざわざスプーンを取り出し、ちょびちょびカフェオレを口に運ぶ。
鼻歌交じりの陽気な音楽も聞こえてきて、ほっこしとした空気が流れる。
ほっこりとした時間を終えて、ようやく勉強をスタート。
浜学園の課題をこなす。
塾で行われる復習テストへ向け勉強をする。
そんな日々が流れていく。
浜学園での様子
始めてVクラスに上がったことから、知っている人は多くはない。
ただ、塾を終え、帰りの車内で「今日は2人新しい友達ができた」と話す。
楽しく塾に行っている様子がうかがえる。
仲のいい子とは、志望校の話もするらしい。
そして授業については「難しい」と話す。
なんとか、くらいついていくしかない。
決意
さあスタートした入試に向けた最後の年。
送り迎えも多く、夜も遅い。
土日も塾。
塾で食べる弁当も栄養面を考えて作る。
親として、悔いのないように吾郎をサポートしていきたい。
ありがたいことに吾郎は塾に楽しく行っている。
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