新6年生の授業が2月からスタートした。
講習も増え、日々の予定をしっかり立てておかないと、宿題の漏れが出てきそうな状態だ。
吾郎は社会を受講していない。
社会を受講している家は多いが、どのように宿題等を回しているのかと不思議に思う。
まだまだ時間の使い方が甘いのだろうかと思ってしまう。
さて、まだまだ寒い2月。
インフルエンザや風邪で小学校を休む子も多いと聞く。
とにかく家族全員、体調を崩さないことを意識して、食生活を送る。
我が家では、腸活として「納豆毎日一パック」食べることとして、この一年を体調を崩さず乗り越えたい。
吾郎も「また、納豆~」と言うが、お構いなしに出す。
Vクラスキープの目論見
浜学園では、Vクラスは算数1.5倍として成績を算出される。(Vクラスのみ)
理科を得点源としてきた吾郎は、算数の成績を上げなければVクラスをキープすることが難しいことは、分かっている。
しかし、算数の成績は、5年生時、基本右肩上がり。
5年生に上がった当初は偏差値40台後半だったのが、なんとか1年で50台後半に上げてきた。
景気よく偏差値60台に乗れば、Vクラスもキープできるだろうと目論んでいた。
Vクラスでひと月経過 算数 成績換算 1.5倍の重み苦しみ
公開学力テスト
2月の2週目の日曜日、新学年の最初の公開学力テストが行われた。
終了してから吾郎に感想を聞くと「全体的に難しかった」「国・算・理の中で一番自信があるのが算数かな」と話す。
算数が一番手ごたえがあるのならばそれに越したことはない。
偏差値60台への期待が高まる。
結果が発表される水曜日が待ち遠しい。
吾郎もかなり結果を気にしている。
そして水曜日の夜、いよいよ6年生の最初の公開学力テストの結果が見れるときがきた。
携帯の画面をポチれば成績が表示されるという状況の時、吾郎が「先に見る」と言い携帯を取り上げ、先行して成績を見た。
次の瞬間、吾郎の表情が固まった。
とっさに分かる。。。これは悪いと。。。
公開学力テスト結果
「はあ~」とため息を付きながら机の下へ沈んでいく。
おそるおそる、吾郎が置いた携帯を手に取り、画面を見る。
案の定、”算数 偏差値50”
ガクッと成績を落とした。
むしろ、できかなったと話していた理科、国語が偏差値60近くあっただけに、この結果は予想外だ。
この瞬間、算数の成績が1.5倍という言葉が心に突き刺さる。
私の脳みそが私の心めがけて矢文でも送りつけたかのような感覚だ。
次の公開学力テストも同じような成績ならVクラスから落ちるだろうなと容易に想像できる。
”クラスが落ちた時、吾郎はどんな反応をするだろうか”と考えると心が痛む。
吾郎が一番ショックを受けているに決まっていると思い、吾郎をなんとか勇気づけようと「まあ、次がんばろう」などと声を掛けるが、なかなか前向きになれるものではない。
その日、吾郎は寝るまで落ち込んでいた。
一月経過したVクラス 感想
これまでSクラスでは、教科書に載っていた難問をすべて飛ばしていた。
しかし、Vクラスに上がった今、吾郎は、難問をすべてやっている。
ただ、5年生の時に宿題を難問までやっていない吾郎にとって、いきなり6年生から難問までをやろうとなると、宿題を終わらせるのに、大いに時間がかかる。
もし、最高レベル特訓(通称最レ)を5年生の最初から受講できていればと思う。
吾郎は5年生の最後の2か月間のみ受講できたが、それまでに大切なことをたくさんやっている。
5年生の最初から最高レベル特訓算数を受講できている子と、吾郎のように最後の2か月だけ受講資格を得た子では差があって当然だ。
特にVクラスは算数の成績が1.5倍になるため、いかに算数で点数を稼ぎだせるかがカギとなる。
そのためには、5年生の最高レベル特訓算数を早い段階から受講していた方が有利だ。
しかしもはや、そんなことは言ってられない。
できていないのならやるしかない。
6年生の単元が進んでいく中、5年生の最高レベル特訓算数を時間を見つけてすすめる吾郎であった。
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